米子へ

新開地の古田さんと米子に行ってきました。


人口15万人、その先には今話題のゲゲゲロードがある境港市
米子に行ってゲゲゲロードを見ずに帰ってくる2人。


駅を降りると大通りがあり、歩いていると空きビルが目立ちます。元気が良さそうなのは居酒屋チェーンというのがなんとも寂しさを感じる。


商店街はもっと深刻な衰退ぶり。

大通り含めランチの時間だったのに、お決まりのごとく人通りが極端に少ない。なんとなく全体として街がオーバースケール高島屋等の百貨店もありましたが、相当苦戦しているはずです。


そんな状況にも関わらず、新しい動きを複数連鎖的に作り出している方々に深い敬意を払わずにいられない。


銀行建物を改修した「DARAZ CREATE BOX」。


土地建物所有者と商業者で会社を作って蔵を改修「善五郎蔵」。


ビル一棟買い取ってテナントミックスした「SKY米子」。


テナントミックスと社会的な事業を組み合わせた「笑い庵」のリニューアル。


それぞれ経済産業省の戦略補助金を活用しているが、特徴的なのは協同組合に準ずるとして中小企業者による株式会社を組成して補助金の受け皿となり事業を組み立てているところ。


事業関係者が会社を組織することで上手にリスクを分散させている。


新しい動きの先駆けとなったのはQビル。

こちらも銀行建物をリニューアルしたもの。
そして感服するのはQビル周辺で生態系の変化が起こっているところ。


新しい商売人がいくつも商店街に入ってきて、まちが動いているのを感じることができます。Qビルも新しい展開をして、周囲を先導しています。

まさに商業の新陳代謝を感じる場所。


駅から商店街を歩くと全く若い人に合わないのですが、この辺りではチラホラ。ターゲットとして狙っていると思われる層が訪れたくなる街を形成しつつあります。


米子スゴイぞ。


当日のお願いにも関わらずタウンマネージャーの杉谷第士郎さんから丁寧に事業の経緯等を説明頂きました。本当にありがとうございます。


それと、杉谷さんを紹介して頂いた鳥取県地域づくりセンターの福田さん、それに木下斉くんにも感謝。