自己責任を考える

以下のブログにコメントをしました。


大西 宏のマーケティング・エッセンス : 米国では食中毒で毎年3000以上が死亡って凄いな http://ohnishi.livedoor.biz/archives/51163526.html?ignore_lite


以下コメントの内容。


はじめまして加藤寛之と申します。

blogos経由で、いつも非常に参考になる記事を楽しみに拝読しております。

いつも御尤もなご意見、また勉強になる記事にありがたく思っているのですが、今日の記事に違和感を覚えたので僭越ながらコメントさせていただきました。無礼をお許し下さい。


日本で米国のように年間3000人もの食中毒死亡者が出ることは望みませんが、現在の保健所行政には疑問を感じます。


強く思うのは、あまりにお節介な裁量的指導や規制が多くて経済活動の完全な邪魔をしてる、ということです。
日本行政全般に言えることでしょうが。


自分自身は衰退地の再生に関する仕事をしていて地方自治体や国の関係者と共に働くことが多いため、そのような事を感じるのかもしれません。


例えば食肉加工をしてネット販売ということは普通の飲食店経営者ではほぼ不可能です。また、衰退地では商業の新陳代謝を機能させることが不可欠だと思のですが、商売人を発掘して育成していくことが出来る定期市などで一般の人が食料品を扱うことはほぼ出来ません。もう少し自己責任という意識が根付く必要があるのではないでしょうか。


自己責任については、多くの場面で辟易を通り越してコントのように思うことすらあります。ETCのバーが象徴的です。なんで20キロまで落とすこと指示されてバーまで付け替えなあかんねん、てなことです。


確かに日本人の食に関する意識の高さは誇るべきものがあると思のですが、行き過ぎた面が否めず、結果として過剰保護になっていると感じています。


なので、厚労省が我が物顔で死亡者の少なさを公表して現状を維持する根拠にするのには違和感があります。


最初のコメントにも関わらず失礼に当たるかもしれないことをお許しください。


いつもありがとうございます!