2010-12-01から1ヶ月間の記事一覧

単年度主義の限界

補正予算が国会を通過してから、色んな補助金やら交付金が出回っています。 中には使いきれずに、再募集しているものもあるようですが、そもそも今から事業をして3月までに事業完了させること自体に無理があると思います。 財政政策は乗数効果があるという…

商店街の状態、その支援

衰退する市街地の商業集積は、耐震基準を満たさない建物と似ているという話を新開地の古田さんとしていました。 新耐震以前の建物は、いくら見た目の修繕を繰り返しても、(法律上では)安全なものにはならないので、なんらかの方法で抜本的に変化をさせるし…

自己責任を考える

以下のブログにコメントをしました。 大西 宏のマーケティング・エッセンス : 米国では食中毒で毎年3000以上が死亡って凄いな http://ohnishi.livedoor.biz/archives/51163526.html?ignore_lite 以下コメントの内容。 はじめまして加藤寛之と申します。b…

開札

今日は丹波柏原で今年2つ目の戦略的中心市街地商業等活性化支援事業費補助金の開札でした。名称長っ。暗記している自分にもビックリだけど。 今回は予定価格を提示しなかったので、入札参加者である工務店さんにほぼフリーハンドで図面をもとに見積もりを作…

駐車場!駐車場!駐車場!

衰退地再生を考える上で必ず出てくるのが駐車場問題。 まずは駐車場が無いと・・・・というあまりに低レベルな議論になると辟易しますが、ちょっと頭の整理という意味で。 駐車場は無いよりある方が絶対にいいです。そこに議論の余地は無いでしょう。来街者…

中心市街地の衰退と商業の新陳代謝

経済の発展が、クレイトン・クリステンセンの言う「破壊的イノベーション」によって突き動かされてきたとするならば、中心市街地の経済が衰退しているのは、現状を打開するようなイノベーションが生まれてこないからということになります。 だとすれば、イノ…

補助金が正当化される理由はあるのか?

自分自身も補助金を活用したり、国の外郭団体と関係して仕事をしてたりするので、こんなこと書くとある一定の方々を敵にまわすかなぁとは思いますが、まぁ思っていることなので。 すべての補助金は無くなる方が良いという前提に立ちつつ。 衰退地を再生させ…

東海道•吉原宿

伊賀上野からの視察で、一緒に行って来ました。 以前から行ってみたいと思ってたので、伊賀上野のお陰で念願叶った感じです。 代表の佐野さんは、別会議があったので後から合流して、説明は事務局長の三浦さんにしていただきました。 吉原のパワーの源は、地…

急に売れ始めるにはワケがある マルコム・グラッドウェル

何のフットノートからこの本だったのか記憶にありませんが。 記憶に留めるためにメモ。 ティッピング・ポイント あるアイディアや流行もしくは社会的行動が、敷居を越えて一気に流れだし、野火のように広がる劇的瞬間のこと。 世の中で流行になっているそれ…