シンガポールという都市 その4
2日目は藻谷さんガイドによる「ここがすごいよ(古い・・・)!シンガポールツアー」。
1.シンガポールの団地は生き生きしている。
若い国というのもあると思いますが、シンガポールの団地は都心から近いし、緑は多いし、活気があって暮らしやすそうです。
その横にある団地の中庭。
すぐ後ろに超高層ビルが立ち並ぶのですが、タウンセンターを含む周辺はなんとなーく人間味溢れて、ヒューマンスケールでとても居心地のよい場所でした。地下鉄の駅もすぐ近くにあるので都心へのアクセスも便利なところです。
2.猛烈に進む高層化の中で残る低層建物群
とにかく勢い良くビルが建ちまくっていて、どこもかしこも工事中でした。そんな都市開発がぐんぐん進んでいると思いきや、その横に残されている低層住宅群があったり、低層の建物をショップやオフィスとして活用していたりと国有地だからできる仕組みなのか、ル・コルビュジエとジェーン・ジェイコブスが同居し続ける都市シンガポール。
藻谷さんの解説によれば、政府の中でも土地が足りないからどんどん高層化していけぇーという、何十年か前のどこかの国のようなお役人さん(今もか・・)と、いやいやこれからはヒューマンですわ、というお役人さんとが拮抗しあっているとか。
低層の建物が続くクラブストリート(バーやレストラン、ショップ群が連なる)
クラブストリートの裏からアモイストリートにつながる路地。アンシャンヒル。
こんな路地を歩くの好きです。この都心でどうしてこんな路地つくれるんだろうと不思議な空間。緑も多いし路地だからもちろんクルマは通らない。
続く・・・・。