伊賀上野・タカラモノイチ
今日は伊賀上野のタカラモノイチです。
色んなところで市を水平展開しています。4年前に始めた枚方、2年前から大津、去年から丹波、そして伊賀上野。
それぞれ都市の規模が違うので、手法も様々。
枚方宿と大津は新規。丹波と伊賀上野は既存イベントのリニューアル。
「枚方宿くらわんか五六市」
「大津百町市」
「丹波かいばら・厄除け市とママとコ広場」
「伊賀上野・ワタシのタカラモノイチ」
でも狙いは同じで、地域商業の新陳代謝を促す機能を創りだすこと。
最近神戸新開地の古田さんと一緒に仕事をしていて、新開地では「まちづくり構想5」を練り上げています。
そんな中で議論していることの一つが、衰退する地域の抱える問題の根本が、新陳代謝機能の低下だとすれば、その機能を内部化させる仕組みを持つ必要があるということ。
新陳代謝は多様性の中から生まれてくるので、多様なモノやコトやヒトが交流する場所を日常化させる。
新しい商売人が地域で仕事をしたくなる状況を作り出す、商売人が僅かな資本でもチャレンジできる環境(単なるチャレンジショップに意味はないけど)を定期的に作り出す、起業家を支援する仕組みをつくる。
市を定期開催することで(そもそも市は定期開催という意味だと思うが・・・)、地域商業に多様性を産み出して新陳代謝を促進させる。イノベーションが起こる素地づくり。
都市の起源を遡ると市(マーケット)が重要な役割を果たしてきた訳で、今は規制やらなにやら(特に保健所行政)で機能を失わせている。
そんな狙いを持って、日々地味ぃに地味ぃに取り組んでおります。
みなさまどうぞご贔屓に。