大津市・びわ湖まちなかエコキッズ

地方の元気再生の公募申請をお手伝いしたNPO法人浜大津観光協会
「びわ湖まちなかエコキッズ」が採択されました。


なんと、自己負担なしの100%補助です。
実際は国の地方出先機関との委託契約で、国も上手いこと考えるものです。
以前の都市再生モデル調査と同じスキームですね。


所謂バラマキ系事業ではありますが、こちらも上手に活用することで、
今までできそうで、できなかった事業を進めようと企んでいます。


「びわ湖まちなかエコキッズ」は、分かり難いタイトルですが、
フレーズとして呼びやすいので命名しました。


具体的に取り組みたいのは2つ。


1つは、「B面の神戸です。」と自称する新開地が去年から行っていて、
それ面白い!と思った「社会見学会」的なツアーの子供向け版。


エコといっても、二酸化炭素云々ではなく、大津なので琵琶湖の自然環境や
大津百町の歴史や文化、老舗の技や味を子どもが楽しく学べる体験観光ツアー。


フランスのエコミュゼ的発想で、地域をフィールドとした環境学習につなげていきたいと思っています。


琵琶湖の水質学習 × 湯葉づくり体験
酒蔵見学 × ミニ町家づくり
三井寺での写経 × 湖魚料理
葦ペンづくり × 力餅食べ比べ

などなど


2つ目は、申請上は「エコキット」と呼んでいますが、
体験学習の際のツールとしてお土産にもなる教材キットを開発しようというものです。


水質観察キット
湯葉づくりキット
町家プラモデル
葦ペンキット
酒粕お菓子づくりキット

などなど


8月から具体的に動き出す予定ですがなかなか面白いことができそうです。


今年はモニタリングツアーなどを行い、エコキットの販売やツアー実施は、
来年から本格的に各店舗やNPO法人などで事業化できればと考えています。