栗東市・商店街

東海道新幹線新駅問題でひと波乱あった栗東市ですが(今も未解決ですが・・・)、
昨年秋から栗東市の市役所前いちょう通り振興会のお手伝いをしています。


JR手原駅からまっすぐ伸び、銀行や市役所、JAなどがコンパクトにまとまった商店街です。
武豊さんが卒業した中学校もいちょう通り沿いにあります。


今日は4回目の会議。
今年度は振興会の会員の方へのヒアリングと消費者アンケートを行います。


振興会はこれまで中学生の商い体験や花いっぱい活動など地域活動に力を入れてきました。
特徴的なのは振興会の会員が少数精鋭で、それぞれ積極的なことです。


より一層地域との結びつきを強め、地域に支持される商店街になっていくかを掘り下げます。


そのため3つの方向性が少し見えてきました。


1つはイベントにどう地域住民を巻き込んでいくか。
これは単に体験型というよりも、自己実現、自己表現を手助けする、支援することが必要です。


2つめは起業を継続的に支援して受け入れられる地域づくり。
これは商店の新陳代謝をしっかりと仕組みにしていくことです。


3つめは個々の商売をどうしていくか。
これは振興会会員同士の異業種交流をもっと個別の商売の問題までつっこんで切磋琢磨できる
仲間になれるかどうか。

けれど、商売人というのは職人気質の面があり、それぞれのお店のことについて
実際にはなかなか口出ししたり、されたりするのは難しいかもしれないというご意見も。


さてこの3つ、どの商店街でも必要な方向性だと思いますが
いちょう通りでは具体的にどのような戦略を考えるのか。


次回はアンケートの回収と集計も終わりますので、一定の提案がでればと思います。