『大阪 地名の由来を歩く』

僕は千葉出身ですが、関西は住んでいて面白いです。


もともとたこ焼きが一番好物というのもありますが・・・・


なぜ大学卒業後関東に戻らなかったのか良くきかれますが、
10年間同じように答えています。


関東はどことなくみんなが東京を向いている気がするけれど、
関西は大阪、京都、兵庫、滋賀、奈良とそれぞれ面白いしそれぞれ歴史が深い。


10年経ちますが、やはり今でも同じように感じますし、
より一層そう思うようになりました。


特に歴史については知りたいことがたくさんありすぎて困るくらいです。


さて、はじめて仕事を始めるとき必ずすることがあります。
分厚い角川日本地名大辞典で仕事をする地域について調べることです。


やはり都市計画の仕事で地域の人と話をする以上、
そこの歴史を知って、理解することは最低限必要なことだと思うからです。


もちろん仕事が進むにつれて町史や市史、その地域の物語を読んだりします。


表題の本ですが、あまり大阪で仕事をする機会が無かったことや、
自分の住んでいるまちのことについて知りたかったので読んでみました。


大阪にいるとよく使う「ミナミ」や「キタ」という表現も
江戸時代初期からあったとか。


そんなことでもちょっとロマンを感じてしまいます。