シンプルなメソッドの素

シンプルなメソッド

5月から本格始動するTHE MARKETですが、今までのまちづくりの仕事を継続する方法を考えています。 ただ、ひとまずTHE MARKETがオープンすれば、その現場に入っていくし、THE MARKET2号店3号店は今年中にオープンしたいこともあり、これまでのように色んな…

やっぱり個店支援はまちづくりじゃない

まちづくりにおいて、エリアの期待値を高めるために、そのエリアの魅力を丁寧に発信することはとても重要だと思う。この2年ほど、これまでサルトではしてこなかった個店の魅力を伝える仕事をさせてもらいました。あくまで、エリアの価値を高めるために、個店…

まちづくりのリソース

衰退地を再生するまちづくりに関わって一番違和感があるのが「みんなのために」とか「みんなで一緒に」っていうような掛け声。みんなのために、みんなでする方がいい、というような感じ。もちろん僕自身もまちづくりを仕事にしている人間なので、最終目的は…

都市の兆しを読む

AIA関西で整理しつつある、衰退傾向にある都市を再生するための手法「シンプルなメソッド」は、まちのファンをつくることが基本。将来のまちの価値をつくりだすまちの潜在的なファンはだれなのか。まちのコンテンツを洗い出しながら、コンテンツの切り口を探…

まちのポテンシャルを活かすリノベーション

まちのポテンシャル 有形無形、可視非可視、認識非認識関わらず、そのまちが持っている潜在的な力、簡単に言うと魅力 サルトが建物のリノベーションに関わる時、やっぱりまちとの関係性をしっかりと考えたい。 まちのポテンシャルを活かしたい。 まちに必要…

人口減少時代 地域商業再生のまちづくり、破壊的イノベーション

中心市街地活性化関連の仕事をし始めた頃に出会った言葉。商圏。 1999年頃なので、24歳、右も左も分からなかったわけですが、なんとなく机上の空論的で違和感のあった言葉。 その頃丹波柏原のまちに住んで、まち会社を立ち上げて、町家再生のイタリア料理店…

個別店舗支援は最優先なのか

前回の良くある話後半。 さて、地域商業再生のまちづくりで、一番乗り越えられないのが、この話だと思います。 「まちづくり?、そんな事より、今の商売の売上を上げてくれ、集客できるもの作ってくれ」 そしてまた、僕らまちづくりを生業にしている人も、な…

新陳代謝とまちづくり

地域商業の再生、衰退地の再生のまちづくりで必須なもの、それは新陳代謝。 新陳代謝が機能する環境づくりをするのが、まちづくり。 じゃあ新陳代謝ってなんなのか? そこには2つの機能がある、ひとつは適応できなかったものが消えていく機能、もうひとつは…

まちづくりってワークショップじゃないよ

昨日京都でトークセッションの機会を頂きました。 http://taiken.onozomi.com/kdc/talk/ そこで話し切れなかったのでこちらで。 まちづくりというとなんとなく、その柔らかい言葉のイメージからか、市民が皆んなでとか、皆んなで理解しつつ、皆んなのチカラ…

プラグマティズムと定期市

茂木健一郎 (@kenichiromogi) | Twitter 茂木健一郎氏のツイートでプラグマティズムについての連続ツイートで思ったこと。 @kenichiromogi:プラ(4)ソフトウェアをリリースする時、バグなしヴァージョンを完成させることを目指すのではなく(多くの場合そ…

事業の素地づくり

今の長浜があるのは、笹原さんが商店街を毎日のように歩いて、そこに住んでいる方や周辺の方に声がけしてきたことに秘訣があります。 何かあれば相談して下さいねと声をかけ、空きそうな物件の持ち主や管理をしている方とのコミュニケーションを大切にしてき…

(仮称)歴史的市街地再生プログラムを考える1

まちなかの再生、とくに小さなまちの再生手法をパッケージ化できないか。 アメリカのメインストリートプログラムのように、全米に広がるほどの仕組みづくり をしていくことで、全国各地でこの手法を活用してくれないかと思います。 少しずつ構築していこうと…